家を建てる姐さん

家づくりで大切にしたかった3つのこと

どーも!おこげ姐さんです♪

遊びにきていただき、ありがとうございます!

家を建て直すと決めたとき、姐さんが「広さ」や「見た目のデザイン」よりも優先したことがあります。今回は、姐さんが家づくりで大切にしたかった3つのことをご紹介しますね。

1.家での過ごしやすさ(高気密・高断熱)

叶えるためには、『気密と断熱、換気のバランス』が重要!!

姐さんの実家(築40年以上、木造2階建て)は、お世辞にも「快適な家」とは言えないお家でした。

1階は朝から陽が入らず、常に電気を付けないと暗い部屋。陽が入らないので、カビっぽくなりやすく、お風呂場や洗面所はカビが生えやすい状況でした。

冬は家全体が寒くて、エアコンではなく石油ストーブを使って部屋を暖めていました。(石油ストーブって、灯油の入れ替えは面倒だけど、とっても暖かいんだよね~。)

家を建て直すと決めたとき、姐さんが重要視したのは「カビない家・冬でも暖かい家」でした。そこで注目したのが、『高気密・高断熱』の家です。

気密性と断熱性が高い家は外の気温の影響を受けにくいので、暑い夏や寒い冬でも、冷暖房の効きが良くなります。一定の室温を保てるので、快適に過ごせるようになるんですね。

ヒートショック防止にも繋がるようなので、「建替えるなら、高気密・高断熱の家をつくる!」と意気込んでいた姐さん。

ところが、一見聞こえの良い響きですが、高気密・高断熱にはメリットがある一方、実はデメリットもあるんですね。なんと、結露やカビが発生しやすかったり、乾燥しやすいなど、意外にも落とし穴があるようなんです。

これは、知らなかった・・・。

結論としては、『気密と断熱、換気のバランスが重要』ということを学びました。気密・断熱・換気のバランスをどう取るか。それを良く考えなければ、家を建ててから後悔しかねません。

姐さんも、このバランスをどうするか非常に悩みました。ですので、ハウスメーカーさんをまわる際は、各社がどのような工夫をしてどんな工法を用いているのか、換気システムはどうなっているのか、などを中心にしっかり聞き込むようにしました。

家は高いお買い物です。見た目のデザインのみならず、土台となる家そのものの性能についても、よく考えましょう!

2.将来を見据えた間取りと動線

ユニバーサルデザイン+1階の間取りを重視!

姐さんは、70代の母と一緒に暮らしています。家を建て直すと決めたとき、絶対に取り入れようと思ったのが、ユニバーサルデザインです。

ユニバーサルデザインとは、バリアフリーから一歩進んで、誰にとっても使いやすいようにデザインすることを重視した考え方です。誰でも簡単に開け閉めしやすいドアとか、段差がなく歩きやすいリビング、誰でも利用しやすい多機能トイレなど、高齢者や子供に限らず様々な人が利用しやすいデザインにする。

おそらく、今から家を建てる場合はユニバーサルデザインが基本になっているとは思います。ですが、ハウスメーカーさんや工務店さんには家の中の基本デザインがどのようになっているのか、しっかり確認した方が安心かと思います。

また、日頃の生活動線を意識しつつ、将来を見据えた1階の間取り作りには、力を入れたいなと考えていました。この点は、設計士さんと納得がいくまで何度も打合せを重ね、希望伝えて、間取り案を何パターンも検討いただきました。

姐さんが建て直そうとしている場所(土地)は、いわゆる狭小地です。さらにセットバックが必要な土地だったため、結果的に坪数は一層小さくなってしまいました(その分、コストは下がるという面もありますが)。

姐さん的には、母もいずれ階段を使うのが大変になるかもしれないので、1階に寝室を配置したいなと考えていました。ところが、姐さん家族の強い希望でLDKや水回りは全て1階に配置することにしたので、正直間取り作りはとても大変でした・・・。

間取り作りは、やはり「設計士さんへしっかりとこちらの希望をお伝えすること」が大切です。間取りを考えるなんて、初めはなかなか慣れずに大変だとは思うのですが、大丈夫です!何度も間取り図を眺めているうちに、そして何度も設計士さんと打合せを重ねることで、わかってきますから!姐さんでもわかるようになりましたので、がんばりましょう!

初めのうちは、設計士さんが考えるお薦めのパターンを聞いてみると良いです。間取り作りに悩んだ際も、例えば「トイレの配置は、今の間取りだとどこがベストですか?」とか、「設計士さんだったら、ウォークインクローゼットはどこに設置しますか?」と聞いてみるのも手です。

高齢の母を意識しただけでなく、現在おひとりさまの姐さんが、いずれひとりになった時でも生活しやすい間取り設計を、しっかり考えるようにしました。

3.静けさと安心感(家にも気持ちにも、余白のある空間)

今からモノを減らす努力を!

築40年以上の実家は、当時姐さんの父・母・弟と4人で暮らしていました。弟は社会人になってから独り立ちをしましたが、その間我が家は一度も引っ越しをしたことがありません。つまり何を伝えたいかというと・・・

「家には、めっちゃモノが沢山ある!」ということです。引っ越しをすると、必然的にモノの整理をしますよね。不要なモノはどんどん捨てたり、リサイクルや不用品買取などを利用して、とにかくモノを減らすと思うんです。

引っ越しをしていない家、特に戸建ての場合は賃貸マンションなどに比べるとスペースもあるので、モノが溜まりやすい!はい、姐さんも自覚していましたよ。押し入れなど、モノをしまうスペースがあると隠せちゃうので、これが良くない!

こうして気づかぬうちにモノがどんどん溜まっていく。モノが溢れると、部屋が狭くなり見た目もよろしくない。掃除も大変。そして、物理的な空間が狭くなるだけでなく、気持ちも圧迫されていた気がするんです。これも、良くない!

これらを解消するためにまずできること、それは「モノを整理すること・捨てること」だと姐さんは思いました。モノを捨てて、スペースを確保する。余白が生まれることで、気持ちにも余裕が出てくる。そんな気がします。

姐さんも40代。人生の半分、折り返し地点あたりになりました。モノが多過ぎない生活を送ることで、心の静けさ・ゆとり、そして安心感が増す時間を過ごしていきたいなと考えています。

まとめ:家作りにおける「あなたの優先順」を考えましょう!

今回は、姐さんが家づくりで大切にしたかった3つのことをご紹介しました。ただ、これはあくまでも参考です。姐さん的優先ポイントはお伝えしたとおりですが、これがあなたの優先度と一致するかはわかりません。

そうです、家を建てるのはあなた自身!施主はあなたなのです!家づくりで譲れないポイントや重要視したい点は、人それぞれだと思います。ご自身なりの家づくりにおける優先順を、ぜひじっくり考えてみてくださいね。

「その家に住むご自身を想像しながら考える」とワクワクしませんか?せっかくなら、楽しみながら家づくりを進めましょう

それでは本日も、Keep Smiling~♪