家づくりを考え始めたら気になるのが、「住宅展示場」ですよね。
ハウスメーカーの中で、CMでもよく見かける「タマホームの住宅展示場って実際どうなの?」と気になっている方、多いのではないでしょうか。
そんな疑問をお持ちの方、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
この記事では、私が実際にタマホーム住宅展示場を訪問し、店長さんと直接打ち合わせをした体験談をまとめています。
誠実な対応で分かりやすい説明が好印象だった一方で、「少し契約を急がされる雰囲気」を感じたのが正直なところ。
この記事では、
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タマホームの展示場で実際にどんな打ち合わせをしたのか
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担当者やモデルハウスの印象、価格に対する感想
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これから検討する人への注意点やアドバイス
を、体験談を交えてレポートします。
これからタマホームの展示場を訪れる方、タマホームを家づくりのパートナーとして検討している方が、失敗せずに自分のペースで家づくりを進めるヒントになる内容です。
ぜひ最後まで読んでみてください!
タマホーム展示場を訪問したきっかけ
『アドバイザー相談リアル体験レポ』の記事でご紹介したとおり、家づくりに際し、私は「ライフルホームズの住まいの窓口」に相談しました。
そこで、私の家づくりに合いそうなハウスメーカーさん・工務店さんをハウジングアドバイザーさんが数社ピックアップしてくれたのですが、そのうちの1社が「タマホームズ」でした。
タマホームズは、そのアドバイザーさんのコメントでは比較的「ローコスト」に該当するハウスメーカーさんとのことだったので、費用感のベンチマークを知るためにも、ご紹介いただけて有難かったです。
結果的に、タマホームさんとは数回打ち合わせをさせていただきました。家づくりのパートナーとして、とても魅力的な相手だったと感じたのが本音です。
タマホーム住宅展示場を訪問した感想と第一印象
住宅展示場の雰囲気とリアルなモデルハウス
我が家にとっては、タマホームが一番最初の住宅展示場訪問だったので、「どんな感じなのか?」「何を聞かれるのか?」と、楽しみと緊張が混じった感情での訪問となりました。
タマホームがある住宅展示場は、最寄駅からバスで30分程度で行ける距離。これは通いやすくて助かりました。
まず、タマホーム展示場の入り口。明るくて広い玄関で、お子様向けのお菓子やちょっとしたオモチャが、玄関横に並んでいたのをよく覚えています。
お子様連れのご家族が多く来場されるようで、私たちが訪問した際も、お子様を連れた若いご夫婦が打ち合わせされているのを見かけました。
打ち合わせの後にモデルルームを案内いただいたのですが、部屋全体が明るくてとても清潔感のある雰囲気。華美な装飾や家具はあまり目につきませんでしたが、それが現実的な感じがしました。
間取りもシンプルで、生活をイメージしやすい作りになっていたと思います。
テレビのCMで見るような大手ハウスメーカーが手掛ける部屋は、割と高級感が溢れていて「これは、豪華すぎでしょ!」と、現実離れしている感じが否めませんが、タマホームのモデルルームは比較的「リアルな暮らしを想像しやすい」と感じたのが印象的でした。
タマホームの打ち合わせ体験談と魅力
タマホームの打ち合わせ場所は、1階と2階にそれぞれいくつかあるようでした。
私たちが初回に案内されたのは、2階の打ち合わせ場所。玄関から広いリビングを通って、天井が高い階段を上った先には寝室。その先にキッチンとテーブルがあり、そこに打ち合わせ場所もありました。
初めから店長が担当してくれた安心感
初回の打ち合わせから私たちを担当してくださったのが、その展示場の店長さんです。
はじめに名刺をいただき、肩書を見て少し恐縮しました…。なんか、「家づくりの素人ですいません…」って思わず委縮してしまいました…。
ところが、店長さんの最初の印象はとても落ち着いた雰囲気。ガツガツする感じもなく、「今日はどのあたりの話を中心に知りたいですか?」と、こちらが知りたい内容を中心にお話をしてくださいました。これは、好印象!
店長さんということもあり、話をする中で経験豊富な感じが伝わってきましたし、話し方も上手でとてもスムーズ。こちらの質問にも分かりやすく答えていただき、「しっかりサポートしてくれそう」という安心感がありました。
タマホームに限らずですが、ネットの一般的な事前情報でよく見かけたのが、「住宅展示場で対応してくれた方が新人さんや若手の方で、説明がイマイチだった」という話。
アポを取らないで飛び込みで行くと、当日空いている担当者に当たる可能性もあるようですので、可能であれば事前に訪問予約をしておいた方が良いですね。
ハウスメーカーの各営業担当者さんと話す中で、どうやって自分の家作りのパートナーを見つけたら良いか、とお悩みの方は、『【体験談】営業担当を見極めるポイント』記事も参考にしてみてください。実体験をもとに書いています。
レベル感に合わせた説明とわかりやすさ
タマホームが一番最初のハウスメーカー訪問だったので、当時の私にとっては家づくりの知識はまだまだ浅い状況。
そんな中、担当いただいた店長さんは、資料や図など視覚の情報をうまく使いながらわかりやすく説明をしてくださいました。
また、家に関する専門用語もわかりやすく、かみ砕いて説明をしてくれたのが、印象に残っています。
特に、断熱性能の話など家の性能に関することや耐震等級など家の構造に関することは、初心者にはわかりづらい内容だと思います。このあたりについても、他社との比較も交えて丁寧に教えていただきました。これは有難かったです。
懸念点を先に教えてくれた
今の我が家の大まかな間取り図、土地や水道の状況がわかる資料を持って行ったのですが、それを見ていただき、その時点で気になることを先に挙げていただいたことも良かったです。
具体的に指摘されたのは、水道の工事が必要そうだということ。
もしかすると水道メーターの太さが細いかもしれず、新しい管に変えないといけないかもしれないということを指摘いただきました。(ちなみに、この問題はその通りで、実際に建て替える際は水道管を交換することになりました。)
家づくりを考え始めたばかりの頃で、細かい部分はあまり気にしていなかったので、色々と指摘いただけたのは大変勉強になりましたね。
家づくりのイメージが具体的になった
初回の打ち合わせで、タマホームの家づくりの特徴はもちろん、家づくりの基本的な流れやざっくりとしたスケジュールも教えていただきました。
「家を建てるって、こんな感じなのか」というのが具体的にイメージできるようになったので、最初の打ち合わせがタマホームのあの店長さんで、本当に感謝しています。
対応全体を通じて、担当いただいた店長さんの人柄には誠実さを感じました。押し付けるような姿勢ではなく、説明もこちらのレベルに合わせて話してくださって。
そのほかには、「標準仕様とオプションの違い」や「予算内でどんな間取りが可能か」なども、ざっくりと初回の打ち合わせでお話ししてくださいました。そのお陰様で、自分たちが建てる家のイメージがぐっと具体的になりましたね。
正直に感じたタマホームのデメリット
総じて大変好印象であることに変わりはないのですが、打ち合わせを重ねるうちに気になった点があったので、正直にお伝えします。
契約を少し急かされる雰囲気があった
初回の印象は良かったのですが、その後数回打ち合わせを重ねる中で、やや「契約を急いでほしい」という雰囲気を感じる場面がありました。
もしかすると、タマホームの決算時期が関係していて契約を急ぎたかったのかもしれません。ある時から急に、「先日の見積もりや間取りの検討状況はいかがでしょうか」という連絡が入り始めました。
正直に、「他社さんも検討しており見積もりの提示を待っているので、もう少し待ってほしい」と何回か伝えたのですが、その後も何度かフォローのご連絡をいただきました。
家づくりは一生に一度の大きな買い物ですし、やはり自分たちのペースを大事にしたいところ。
早く契約をしてほしいという気持ちはわからなくもないですが、これまでの印象がかなり良かったので、急かすような姿勢は少し残念でしたね。
他社と比較する時間は確保しておきたい
タマホームに限らずですが、他社と比較する前に結論を迫られると、こちらも少し戸惑ってしまいます。きっとみなさんも、同じですよね?
家は簡単に買えるものではないですし、大きなお金が動くことなので、慎重に決めたいところ。
営業の流れとしては自然なことかもしれませんが、急かされても「自分たちで冷静に判断する姿勢」が重要だと感じました。
もし契約や判断を急かされたとしても、焦らないでください!良い営業担当者であれば、必ず待ってくれます。
総合評価(私がタマホームを選ばなかった理由)
総合評価:
今回の実体験を通じて、「価格帯を含めて現実的な暮らしに近い家づくりができそうだけど、契約前に違和感を感じた」ことから、私はタマホームを選びませんでした。
印象的なエピソードのまとめ
初めから店長さんが担当してくれたのは、大きな安心材料でした。
誠実で、初心者でも分かりやすい説明をしてくれたのは好印象。
高級感というよりも現実的な暮らしをイメージしやすく、私の家づくりに近い印象。
実際に見積もりを取得したところ、価格帯も予算に近い金額であり、希望しているローコストメーカーであると感じました。
打ち合わせの回数を沢山重ねる前に、契約を急かす姿勢に若干違和感を覚えました。
契約前の「違和感」を尊重した判断
価格帯は希望に近く、モデルハウスの雰囲気も私が求める暮らしに近いと感じましたが、何よりも、「契約前の違和感」が気になりました。
担当者との相性は悪くはないと思いましたが、契約を急かされる感じが個人的にモヤモヤしたんですよね。
大手ハウスメーカーであっても、「自分に合うかどうか」「本当に任せられるか」を冷静に判断することが大切だと実感した体験となりました!
タマホームを検討する方へのアドバイス
実際に展示場を訪問し担当者と打ち合わせを重ねてみて、良いところも気になるところも両方感じました。
これからタマホームを検討する方のために、私が感じたポイントを整理しておきます。
展示場訪問の前にチェックしておくべきこと
展示場に行く前に、自分たちの家づくりにおける優先順位を整理しておくことをおすすめします。
例えば、
- 価格帯を優先するのか?
- デザイン重視なのか、それとも性能を優先するのか?
- 明るく開放的な住まいが良いのか?
- 高級感のある落ち着いた雰囲気が好きなのか?
このあたりを明確にしておくと、展示場での印象を正しく判断できますし、モデルハウスを見たときの判断基準もぶれません。
家づくりにおいては「タイミング」や「契約の進め方」も大事なポイント。
担当者とのやり取りをスムーズにおこなうためにも、住宅展示場を訪問する前には最低限以下の準備をしておくと安心です。
- 訪問する前に予約(アポ取り)をしておく
- 聞きたい質問をリストアップしておく
- 予算・資金計画のおおよその目安を考えておく
- 比較したいハウスメーカーがあれば、あらかじめメモしておく
担当者との相性を見極めるポイント
家づくりは長い期間にわたるプロジェクトになるため、担当者との相性や信頼関係は非常に重要です。
打ち合わせでは、担当の方との話しやすさ・質問への答え方/姿勢などもじっくり観察してみてください。特に「こちらの要望をきちんと聞いてくれるか」といった寄り添いの姿勢は、その後の信頼関係に直結します。
少しでも違和感を感じたら、その直感は大切にしていいと思います。説明の仕方や質問への対応、提案力などを冷静にチェックしましょう。
他社と比較して見る視点の大切さ
タマホームだけで判断せず、他のハウスメーカーや工務店の展示場もぜひ訪問してみましょう。同じ価格帯や同じ工法の他社とも比較してみるのがおすすめです。
同じ予算で「断熱性により特化している」、「カスタマイズ性が高い」など、自分の希望に近い提案をしてくれるハウスメーカーがあるかもしれません。
複数社と比較することで、自分たちにとっての「ベストな選択」が見えてきますし、価格や仕様の違いを比較することで、納得感のある判断ができるようになるはずです。
展示場めぐりは時間もエネルギーもかかりますが、「自分に合う会社を見極める目」を育てるチャンスでもあります。ぜひ、焦らず冷静に比較してみてくださいね。
まとめ:タマホームに相談してよかった
タマホームの住宅展示場は、リアルな暮らしをイメージしやすいモデルハウスと、誠実な対応が印象的でした。
正直、契約を急ぐ場面があったのは気になりましたが、総合的には「相談してよかった」と思える体験でした。
これから住宅展示場に行く方も、焦らず冷静に自分のペースで家づくりを進めてくださいね。
私の体験があなたの家づくりのお役に立てたら嬉しいです!


