暮らしとローンの話

家を建てる前に「持ちモノ」を見直して良かった理由

どーも!おこげ姐さんです♪

「今あるモノ達を一体どうするか…」

家を建てるかどうか悩み始めた時、寝る前にいつも考えていたことが、これでした。

『姐さんが家づくりを決意した、3つの出来事』の記事でも書きましたが、実家はとにかくモノが溢れた家でした。家を建て替えるにあたり、収納を増やすというのももちろん手ではありますが、「隠したところで、ねぇ…。視界から見えなくなっているだけだしね…」と。

家を建て替えると決めて、設計士さんと間取りを考える段階になると「収納スペース」の話になりますよね。そうするとね、嫌でも考えざるを得なくなるんですよ、「今持っているモノの行方」を。

収納を増やせば良いのかもしれませんが、実家の土地はいわゆる狭小地なので、間取り的にも限界があります。

「今の暮らし」に合わせた家を建てるのではなく、「これからの暮らし」に向けた家づくりを考えなきゃ。そう考えるようになり、抜本的に「モノを見直すこと」を始めてみました。

目を背けず、モノと向き合ってみた

間取りを考える中で、設計士さんから「今使っている家具や大型家電の中で、どれを引き続き使うのか(新しい家に持っていくのか)を考えておいてください」と言われたことがありました。

建て替え後の家でも、今使用している家具や家電などを使うのなら、その大きさを考慮した間取りが必要というわけです。

「こんな家具があって、この部屋にはこの棚を置きたくて~」なんて話してたら、設計士さんから「それって、本当に全部持っていきますか?」と。改めて聞かれると、「う~ん、確かにこれを置くだけでスペースがなくなるしなぁ」って悩みましたね。

「やっぱり、今持っているモノの量をベースにこれからの暮らしを設計しちゃだめだ!」と強く思うようになり、そこからは建て替えの打ち合わせと並行して、家のモノ達とちゃんと向き合うようにしました。

向き合うとは…。開かずの間に隠されているモノ達を引きずり出して、必要なものかどうかを選別したり、届かないとか重たくて動かせないという理由で手を付けなかったモノ達も、弟にサポートを依頼してちゃんと「見える化」するとかね。

家を建て替えるなら、仮住まいに引っ越さないといけないですし、どのみち荷物の整理もしないといけない。だったら、「そもそもモノが多すぎる家なんだから、早い段階で動かないと後が大変だよね」って母にも言い聞かせながら、毎週末コツコツと家の整理を始めました。

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減らして良かったモノ

家にあるモノ達と向き合ってみると、まぁバラエティーに富んだいろんな子がわんさかありました。きっと皆さんの家(特にご実家)も同じ状況ではありませんか?

「これ、もう使ってない」とか「え、何これ。なんで取っておいてるの?」というモノが想像以上に出てきました。
姐さんが感じた、「結構スペースを取っていて、一見必要そうだけど、よくよく考えると別にいらなくない?」というアイテムをご紹介します。

1. 本・雑誌

「おもしろいから、いつかまた読むかも…」と取っておいた本たち。そして、「暇つぶしに眺めることがあるかもだから」と取っておいた雑誌。はい、これらは手放しましょう!

本だって、実際には何年も開いてなくて、ただ本棚に閉まってあるだけですよね?雑誌なんて、もうトレンドが過ぎて古い情報が載っているだけだったりしませんか?

本や雑誌はスペースを取りますし、増えると単純に重いです。管理の仕方が悪いと、カビたり茶色に変色したりもしますよね。そうなる前に処分するか、ブックオフなどのリサイクルショップに買い取っていただきましょう。どうしても気になる部分は、写メで撮っておくとかスキャンして電子化しておけば安心です。

図書館のすゝめ

最近姐さんもよく利用するのが、『図書館』です。最新のファッション雑誌なんかも閲覧できますし、人気小説とかも予約をして借りることができます。

姐さんは、蔵書検索で気になるワードを検索して面白そうな本を探して借りたり、最近はビジネス書なんかも図書館を利用して読んでいます。

こんな素晴らしいサービスが無償で受けられるなんて、「なんでもっと早くから図書館を利用しなかったんだ!」と思いますもん。

図書館を利用すれば、ご自宅の本棚スペースも空きますし、なんならもう本棚自体を置く必要がないかもしれません。その分、ワークスペースを確保するとか、自分の好きな間取りを取り入れることもできて、家づくりの幅も広がりそうですよね。

2. 来客用などの「こじゃれた」食器・グラス類

憧れますよね、友人や気の置けないメンバーを家によんで、楽しいホームパーティー☆

そんな、「いつかやるかもしれない」「いつか誰かが来たときのために…」と大切に保管している「こじゃれた」食器類も、もう減らして良いんじゃないでしょうか。

姐さんは、嫌がる母を説得しながら、それはもう大量の食器とグラスを手放しました。6枚とかある食器は枚数を減らしたり、マグカップとかカトラリー関係も、今使っているものと交換したり。大皿は、思い切って処分しました。今の暮らしには合わないので。

どのご自宅にもありますよね、結婚式の引き出物でいただいた、ちょっと高級な食器やグラス。未使用であれば、これもリサイクルショップや買い取り専門店で買い取ってもらえる可能性が高いです。一度でも使用してしまうと食器の買取はなかなか難しいようですが、それでも買取をしてもらえるところが最近はあるようなので、気になるようであれば調べてみてくださいね。

きっと、その当時は必要な食器・グラス達だったけれど、今もしくはこれからの生活にはtoo muchかもしれません。これからの暮らしに合った食器だけを残して、気持ちも空間もゆとりをもちたいですね。

3. 服・服・服!

わかってはいるけど、なかなか手放せないのが、洋服。タンスの中身を確認したら、似たような服が何枚も出てくるとか、サイズが合わないのにお気に入りの柄だから手放せないとか、思い出の服だから取っておきたい…こういうの、結構ありますよね?

洋服も、姐さんは思い切ってバシバシ処分しました。手持ちの服が少なくなると、クローゼットがスッキリするだけでなく、服も探しやすくなるので何を切るかを選ぶ時間も短縮、朝の身支度もスムーズになりますよ。

洋服こそ、リサイクルショップへ持っていきましょう。ブランドの洋服だとまぁまぁ良いお値段になったりするので、「いらないものを手放してお金をもらえて、なんかラッキー!」と気分も少し上がります。

クローゼットにも気持ちにも、余白を作って新しい暮らしを迎えましょう。

暮らしの優先順位が見えてくる

こんな感じで、家を建て直す準備をしながらモノを見直す過程は、「自分の暮らしと向き合う時間」になりました

モノと向き合うことで、暮らしを考えるようになる。その中で、自分には何が必要で、何を大切にして、どんな時間を過ごしたいのか。姐さんなりの答えが、徐々に見えてきた気がするんです。

この気づきは、家づくりにも役立ちました。

モノを減らすことが、暮らしに与える影響

モノが減ることで、見た目や気持ちの面がスッキリするのはその通りですが、メリットはもっとありますよ!

モノが減ると、掃除の手間も減ります。空気の通りも良くなるでしょうから、冷暖房効率のアップにも繋がります。引っ越しの時、荷造りもラクになりますよね。

こんな感じで考えてみると、モノを減らすことで日々の暮らしやすさも、より快適になる気がします。姐さんのように、土地が狭くて小さな家を建てたとしても、ある意味「ちょうどよく住める」。

「収納を増やすのではなく、持ちモノを減らす」ことで、家づくりの見方も変わってきませんか?

まとめ:モノを減らして、理想の暮らしへ!

家を建てると決めていなくても、引っ越しをする予定がなくても良いんです。
今の持ち物を見直すことは、暮らしを見つめ直すことだと思います。

モノを選別することを通して、何に囲まれて暮らしたいかが見えてくる。今の暮らしに合ったモノを残し、心地よい空間を作っていく。そうすることで、「理想の暮らし」が少しずつ見えてきます。

モノを減らすことは、今からでもすぐにスタートできること!家を建てるかどうかに関わらず、日頃の「暮らしの棚卸し」、おすすめです。

それでは本日も、Keep Smiling~♪

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