どーも!おこげ姐さんです♪
家を建て替えるのかどうか。姐さんも迷いました。
今回は、そんな悩みをもっている皆さん向けの記事です。ぜひ参考にしてみてくださいね!
家、建て替える?メリットとデメリットを考えてみた
今この記事を読んでいる方の中には、まだ家を建て替えるのかどうかを決めかねている方も多くいらっしゃると思います。姐さんも、結構悩みましたもん。
家を建てるということ自体が大きな決断ではありますが、その選択肢の中でも「今の場所に新しく建て替える」というのは、簡単な決断ではありませんよね。
家づくりを考える中で、「本当に建て替えることで良いのか」について自分なりに向き合ってみたつもりですし、家族とも相談をした結果、姐さんの場合は「家を建て替える」という決断をしました。
色々考える中で感じた建て替えのメリットと、結構現実的だったデメリットについて、姐さんなりにまとめてみたいと思います。
家の建て替えを考えた『きっかけ』
今から一年前は、家を建てるなんて全く考えていませんでした。実家は築40年以上経過していて所々暮らしに不満はあったものの、まさか家を建て替えるだなんてね。
きっかけは、母の病気が悪化したことが一番の要因だったと思います。
気になった方は、↓こちらの記事を参考にしてみてくださいね。

母の病気の悪化をきっかけに、家がだいぶ古くなっている現実を突きつけられました。
冬は寒いし、お風呂場のカビとか床の凹みも気になる。家の中はモノで溢れているし、設備も老朽化していて暮らしにくさを感じる…。
家はともかく、この場所(土地)にはずっと愛着があり、姐さんはできればずっとこの場所に住んでいたいという思いがありました。この土地は、他界した父が家族に残してくれた大切な場所ですし、「この場所で、もっと快適に暮らせたら…」と考えるようになりました。
ところがですね、実際に考え始めると「建て替え」という選択は想像以上に悩むことが多かったんです。
建て替えのメリット
まず、建て替えのメリットから並べてみますね。
1. 最新の設備・性能の家にできる
これはやっぱり大きいですよね!今の家って、昔と比べたら断熱性とか気密性、耐震性に省エネの観点でも、ものすごく進化しています。姐さんも、家づくりを始めて情報を調べる中で、「今ってこんなにすごいの?!」と驚くことばかりでした。
例えば、家の性能が良くなることで「冷暖房効率も上がって暮らしが快適になるなんて、素敵~!もう冬の寒い中、重い灯油を買いに行ってストーブをつけなくても良くなるなんて!」と母と一緒に感動しましたもんね。
2. 間取りを自由に一から設計できる
注文住宅になるので、建て売りとは違って間取りは自由に設計できます。生活動線を踏まえて間取りを考えたり、収納だって自分たちの好きな仕様にできますよね。
わかりやすいのが、洗濯の動線だと思います。「洗濯して、干して、しまう」というのがスムーズな動線でできたら、毎日の家事も楽になりますよね。
こういう「暮らしやすさ」を自分たちに合わせてゼロから作り上げていけるという点が、おもしろさでもあり間取り設計の楽しみだと思います。
今の暮らしを一から考え直したいという人には、大きなメリットではないでしょうか。

3. 今の土地をそのまま活かせる
既に土地があるので、新たに土地探しをしなくて良いのは結構ラクなんじゃないでしょうか。
姐さんの場合は、有難いことに父が土地を残してくれたので、家の建て替え費用だけで土地の購入費用を考えずに済みました。実は、同じエリアで中古マンションや新築マンションもチラッと考えてみたのですが、土地を所有していたおかげでマンションを購入するよりも家を建て直した方が安かった、というのが正直なところです。
住み慣れたエリアに住み続けられるというのは、やはり建て替えの魅力ですよね。今の生活の動線を大きく変えずに済むという点も、メリットだと言えますね。
4. 地盤調査・改良ができる
これは、姐さんが家づくりをする中でメリットと感じた点です。
以前の住宅が建てられてから時間が経過している場合は、もしかすると土地の状態が悪化している、なんてこともあるようなんです。家を建て直す、つまり一度建物を土地からなくしますので、改めて地盤調査や改良工事もできます。
姐さんの実家が解体された後に地盤調査があったのですが、報告によると「一部軟弱かつ不均質な地盤」であることがわかりました。その結果、地盤改良工事も必要となり、建て替え工事の前に地盤改良工事が実施される予定です。
地震も心配ですし、せっかく新しい家を建てるなら、安心して住みたいですよね。費用はかかってしまいますが、地盤調査と改良工事は将来の安心を手に入れるための必要経費だと考えています。
建て替えのデメリット
次に、建て替えのデメリットです。
デメリットについては、姐さんが(現在進行形で)感じている項目を中心に、挙げてみます。
1. 解体費用がかかる(建て替え費用+αの負担がある)
意外に見落としがちなのが、これです、元の家の解体費用。
新しく家を建てる費用だけでなく、家を壊す費用も必要になります。
姐さんの実家は本当にモノが多い家だったので、自分たちではどうすることもできなかった大物家具や、天井裏の謎の資材など残置物が沢山ありました。それらも解体費用に追加料金を支払って、解体業者さんに回収いただきました。
解体費用だけでもまぁまぁな金額なので、これはけっこう懐的に痛かった…。
2. 仮住まいが必要(その引っ越し費用もかかる)

まさに、今姐さんが苦しんでいるのが「仮住まい生活」です。

仮住まい生活では、正直色々とストレスを感じます。不便なことも沢山あります。試練の期間だと思って日々過ごしているところです…。
費用面では、仮住まいの家賃の他、引っ越し費用が必要になります。引っ越しは、「元の家→仮住まい→新しい家」の2回引っ越しが必要になるので、その分費用もかかりますよね。
3. 法規制や再建築不可の可能性
これは家の建て直しの際に全く考えていなかったんですが、法規制の変更によって家づくりに影響を与える可能性があります。
実は姐さんの土地も一部これに該当しちゃいまして。当時の法規制から変わった結果、「元の家と同じ広さは建てられない」ということに。あらら…。
この辺りは設計士さんがしっかりと確認してくださいますが、再建築不可や建ぺい率の制限など、法律面もしっかり確認が必要です。
4. 思い出を壊すという葛藤
これは心理的なことなので致し方ないのですが、自分たちが長年住み続けた思い出の家を壊すというのは、なかなか辛いものがあります。
「この壁のキズは弟と喧嘩した時のもの」とか、「母が嫁入り道具として祖父母から持たされたタンス」など…。それぞれに思い出が詰まった家やモノを、壊す・処分するというのは寂しさもありますよね。しかも、壊してしまうともう戻れないですし。
この点では、建て替えは感情的にしんどい側面もあるな、と感じました。
番外編:ご近所さんは変えられない
建て替えのデメリットと言っていいのかわかりませんが、家を建て直してそこにもう一度住むということは、ご近所さんとも引き続き関係が続いていくということです。
もちろん、ご近所さんだっていつしか引っ越して住む人が変わったりする可能性はありますが、割と住宅街で周りも持ち家だと、そうそう人は入れ替わらないと思うんです。
ぶっちゃけますと、姐さんと母が家を建て替えるときに地味に悩んだのが、「ご近所さん付き合い」です。悪い人たちではないんですが、できればあまり関わりたくない人って、実際いたりするじゃないですか。
家を建て直すということは、今後もそういうご近所さんたちとうまくやっていかないといけない。そんな「心の重荷」が建て直しで良いのかの決断をする際に、頭をよぎったのは事実です。
「家と暮らしは変えられても、ご近所さんは変わらない(可能性が高い)」
姐さんからの、一言メモです。
まとめ:大事なのは「自分にとっての正解」を見つけること!
建て替えって、お金もかかるし時間も手間もかかります。なんなら、気持ちも疲れます。
でも、その分だけ「どんな暮らしをしていきたいか」を真剣に考える良い機会だと思うんです。
簡単に結論が出せることじゃないから、後悔しないために情報は集めておきたいですよね。
お金だけでなく、これからの暮らし方、そして自分の感情も関わってくる…
だからこそ、「自分の軸」をもって選択できるようにしておきたいですね。
あなたが納得して、自分の暮らしに合った選択ができること。それがいちばん大事ですよ!
この記事が、あなたの家づくりのヒントになったら嬉しいです。
それでは本日も、Keep Smiling~♪