毎日の生活において、「トイレ」って結構大事ですよね。
恥ずかしながら、私は今までトイレがどこのメーカーかなんて、あまり気にしていませんでした。
家づくりを始めてから実際にショールームで比較してみると、使い勝手・掃除のしやすさ・将来の安心感…など、色々と“違い”があることに気づきました。
特に、40代以降の家づくりは「今の生活」だけでなく、親の高齢化や自分の将来の暮らしやすさまで視野に入れた設備選びが不可欠です。
「もっと早く知っておけば…!」という後悔を防ぐためにも、トイレの選び方も優先的に押さえておきたいポイントです。
私も、PanasonicとTOTOのショールームに実際に足を運び、将来を見据えた使い勝手や掃除の観点を自分なりに比較しました。
その中でTOTOの担当者さんから教えてもらった、「手すりにもなる棚一体型の丈夫な2ロール用ホルダー」は、私の家づくりにピッタリ。設備の有名さや機能面も踏まえて、最終的に我が家はTOTOを採用しました。
この記事では、こうした実体験を踏まえつつ、
- トイレ設備の後悔ポイント
- メーカー比較で着目すべき点
- バリアフリーや掃除のしやすさはどう判断するか
- 実際にショールームで確認すべきポイント
を、わかりやすくまとめています。
「何を基準に選べばいいかわからない」ーーそんな方が、読み終わったころには自信を持ってトイレを選べるように説明しますね。ではいってみましょう!
キッチン・浴室・トイレは3点セットで考えると後悔しません。キッチン編の記事もあわせて読むと、家全体の設備選定がラクになります ⇒ 『キッチン設備の後悔を防ぐ』
トイレ設備の後悔を防ぐ選び方の基本
トイレ設備の選び方で後悔しないための結論は、「将来の使いやすさ・掃除のしやすさ・家族構成に合う装備」という3つの視点を持つことです。
トイレは1日に5〜7回使う生活のインフラですし、キッチンや浴室以上に、毎日のストレスが積み重なりやすい場所でもありますよね。だからこそ、最初の判断が暮らしの快適性を大きく左右します。
実際、家づくりでよく聞く後悔には、次のようなものがあります。
-
掃除のしやすさを見ていなかった
フチが深い、便器裏が拭きにくい、床材が汚れやすいなど、形状の選び方ひとつで毎日の負担が大きく変わります。 -
高齢の家族が使いにくかった
手すりの位置や立ち座りのしやすさを想定していないと、あとからリフォームが必要になるケースもあり得ます。 -
見た目だけで選んでしまった
デザインが気に入っても、収納の少なさや使い勝手の悪さが後から気になり、結局ストレスに…。
これらを踏まえると、後悔しないためには次の3つの視点が必要だと学びました。
後悔しないための3つの視点
-
将来の使いやすさ(バリアフリー性)
・立ち座りしやすいか
・手すりや2ロール台を後付けしやすいか
・老後や介助の可能性を見据えた間取りか -
掃除のしやすさ(形状・床材・隙間)
・フチなし、凹凸の少ない便器か
・床材は汚れがたまりにくいか
・配管やタンクまわりの隙間が掃除しやすいか -
家族構成に合わせた装備(収納・ロール数・手すりなど)
・複数人で使うならロールは2つ以上
・子どもや高齢者が使いやすい高さになっているか
・掃除道具や替えロールの収納場所が確保されているか
この3つを押さえて選ぶだけでも、住んでからの満足度が一気に上がるはずです。
トイレ設備は、選び方の基準を明確にしておくほど失敗が減ります。私も経験しましたが、トイレ設備は意外と奥が深いんです。
最初にしっかり考えることが、毎日の暮らしと未来をラクにしてくれますよ。
PanasonicとTOTOの比較ポイントまとめ
トイレ設備を選ぶ際、私はPanasonicとTOTOで悩みました。
私としての結論を言うと、ショールームで比較した結果、掃除のしやすさ・専門性・設備の幅の3つにおいてTOTOが頭ひとつ抜けているなと感じました。
もちろんPanasonicにも魅力はありますが、トイレ単体で見たときはTOTOが優勢です。
次に、実際に比較してわかった3つの差を紹介します。
① 掃除のしやすさの違い(ここが最大の差)
【TOTO】
- フチなし形状・滑らかな便器のカーブが秀逸
- 汚れが引っかかりにくく、毎日の掃除が圧倒的にラク
【Panasonic(アラウーノ)】
- 泡洗浄はとても魅力的
- ただ、「泡残り」や「定期的に洗剤補充が必要」
日常の手入れのしやすさはTOTOが優勢。
忙しい40代には、正直ここが決め手になりやすいと感じました。
② メーカーの専門性の違い(信頼性に直結)
-
TOTO:トイレを含む水回り中心の専門メーカー
→ 長年のノウハウと技術力の深さがダントツ -
Panasonic:家電や住宅設備全般の総合メーカー
→ 幅広い商品展開で魅力的だけど、トイレ特化という意味ではTOTOに軍配
→ トイレだけで比較すると、専門性=安心感につながると感じた
③ ショールームでの対応(未来の不安を解消してくれる)
【TOTO】
- ショールーム予約が取りづらいほど人気 → これは信頼の証
- 当日も人が多く、「本当に支持されているメーカーなんだ」と納得
- バリアフリー・将来の使い勝手まで考えた提案が良かった
【Panasonic】
- 丁寧だったけど、トイレ特化の深いアドバイスは少なめだった
→ 特に介護を見据えている家庭なら、TOTOの説明は納得度が高いと感じた
最終的にTOTOを選んだ決め手
私は、次のポイントでTOTOに決めました。
- 掃除のしやすさが圧倒的
- 高齢の家族でも安心して使える構造
- ショールームで提案された“2ロール台”など細かな配慮
→ 毎日使う場所こそ、信頼できるメーカーがいいと実感。
バリアフリー対応で後悔しないトイレ設備
トイレのバリアフリー対応は、「まだ早いかな?」と思う段階から準備するのが後悔しない選び方のコツです。
トイレは最も立ち座りの動作が多い空間のため、設備選びで快適性が大きく変わります。
特に、私のように高齢の家族がいる場合、立ち座りのしやすさや手すりの位置などは、生活の質を左右する重要ポイントだと思います。
バリアフリーは“介護仕様”ではなく、「安心して長く使える家の標準設定」と考えることが大切です。
私自身、母の高齢化と、おひとりさまである将来の自分を意識し、PanasonicとTOTOのショールームでじっくり比較した結果、TOTOの提案に納得し、バリアフリー設備を採用しました。
高齢の家族が使いやすい設計とは
高齢の家族が使いやすいトイレの設計で大切なのは、「段差をなくし、立つ・座るが負担にならない空間」に整えることです。
バリアフリーという言葉は難しく聞こえますが、実際には次の5つを押さえるだけで良いと思います。
高齢の家族が安心して使えるポイント
- 段差をなくす設計
小さな段差でも転倒リスクがあるため、出入り口はフラットにするのが基本。 - 出入口は引き戸にする
引き戸にすると、開閉動作がラクになる。 - 座りやすい高さの便器
「座りやすい高さ」が、膝や腰の負担を減らす。 - 立つ・座るをサポートする設備
手すり・カウンター・壁面の補強など、「身体を支えるポイント」があるだけで安全性が大幅アップ。 - 将来の介助も見据える設計
介助が必要になっても、動線が取りやすいようにスペースを確保していると安心。
私の実体験として、母の高齢化と自分の将来を考え「トイレはバリアフリー重視」で選びました。
ショールームでは、TOTOの担当者から“手すりとしても使える丈夫な2ロール台(立座ラク棚付)”を提案され、これがまさに理想的でした。紙ロールを2つ取り付けられ、棚が立ち座りの補助にもなるという一石二鳥の設備だったので採用しました。
手すりの選び方と設置位置
トイレのバリアフリーで迷いやすいのが、手すりの種類と設置位置の選び方です。
手すりは「どれでもいい」というわけではなく、使う人の身体の動きを想像して選ぶのが正解。種類ごとに役割が違うため、それを理解した上で最適なタイプを選びましょう。
【手すりの種類と役割】
-
縦手すり
・立ち上がるときに体を引き上げやすい
・握りやすく、力が入りやすい -
横手すり
・立つ、座るの体重移動を支えやすい
・便器横に設置されることが多い -
L字手すり
・「立つ→座る」など連続動作のサポートに最適
・介助が必要な場面でも使いやすい
私が採用したTOTOの「2ロール台兼手すり(立座ラク棚付)」
TOTOの提案で知ったのが、ロールホルダーと手すりにもなる棚が一体化した丈夫なタイプ。
メリットは次の通りです:
- 体重をかけてもぐらつかない強さ
- 設置のしやすさ
- 紙ロールを2つ置けるので交換頻度を減らせる
- 手すりを目立たせないデザイン
母も「これなら安心して掴める」と喜んでいて、迷いなく採用しました。
掃除のしやすさで後悔しないトイレ選び
トイレ選びで後悔することが多いのが、「掃除が大変すぎる!」という問題です。見た目がおしゃれでも、掃除がしにくい構造だと、毎日の負担がどんどん積み重なります。
私も、建て替え前の実家でトイレ掃除が大変で、「絶対に掃除しやすいトイレを選ぶ」と心に決めていました。
掃除のしやすさは、“自分の自由時間”を生む重要な視点です。だからこそ、形状・素材・オプションの選び方で、トイレの快適さが大きく変わります。
形状・素材・オプションで掃除時間が決まる
掃除しやすいトイレを選ぶ上で大事なのは、形状・素材・オプションが「汚れにくい設計になっているか」です。
どれだけ見た目が良くても、汚れが溜まりやすい形だと、結局ストレスの原因になります。実家で掃除に苦労した経験から、私は以下のポイントを重視しました。
掃除しやすいトイレを選ぶポイント
-
フチなし形状
便器のフチ裏がないタイプは、ブラシを入れる必要がなく、汚れが溜まらない構造。毎日の掃除が圧倒的にラクです。 -
壁付け便器 vs 床置き便器
・壁付けは床の掃除がしやすい
・床置きは安定感があるけど、床との境目にホコリが溜まりやすい
⇒ 掃除の手間を減らすなら、壁付けが有利。 -
床材の工夫
水・尿ハネが多い空間なので、掃除しやすく耐久性がある床材が必須。 -
「掃除しづらい装備」をつけないという選択
カウンターや棚、収納を増やすと、ホコリが溜まるスペースが増える。
⇒ あえてミニマムにする方が、掃除性は上がる。
私の体験から学んだこと
建て替え前の実家では、
- 隙間
- 凹凸
- 配管むき出し
- タンク裏の汚れ
これらが掃除をする上で手間がかかり、苦労していました。その経験から、今回の家づくりでは「いかに掃除を減らせるか」も重視しました。
私がTOTOに決めた理由も、「掃除がラクになる」と実感できたからです。
毎日の掃除って、少しの差が積もると大きなストレスになりますからね。
「掃除の悩みを減らす」という意味では、浴室も重要。お風呂選びで後悔しないコツは、浴室設備編で詳しく書いています ⇒ 『浴室設備で後悔しない!標準仕様で満足する選び方』
トイレ設備のオプションは必要?不要?
トイレ設備のオプションは、便利そうに見えても、後から「使わなかった…」「掃除が面倒になった…」という後悔が多いといいます。
だからこそ大切なのは、“最低限つけるべきもの” と “あえて外すべきもの” を見極めることです。
ここでは、採用しても良さそうなオプション、逆につけなくてもよいオプションをまとめました。
最低限つけておくと後悔しないオプション
結論から言うと、「掃除のしやすさ・使いやすさ・維持しやすさ」に直結するオプションは、つけておいても後悔しません。
たとえば、以下です。
-
2ロールホルダー(手すり兼用タイプ含む)
→ ペーパー切れのストレスを解消。手すりにもなる棚一体化タイプなら、立ち座りの補助にも役立つ。 -
手洗いカウンター
→ 小さくてもあるほうが衛生的。収納付きタイプは見た目もスッキリ。 -
自動洗浄・自動開閉
→ 手がふさがっている時に便利。感染対策にも有効。 -
明るさセンサー・ナイトライト
→ 夜中の使用で安全性UP。高齢者には特におすすめ。
つけなくてもよいオプション
一方で、「便利そうだから」と採用したのに、使わない・掃除が大変・コスパが悪い
という理由で後悔するオプションも多いようです。
たとえば・・・
-
掃除が面倒になる装備
→ 収納扉の多さ・複雑なデザインのライト・凹凸のある棚など。ホコリが溜まりやすく手間が増える。 -
実際の使用頻度が低い機能
→ 脱臭強化機能、音姫、タッチレス操作の細かいバリエーションなど。「あっても使わない」がオチ。 -
コストが高い割にメリットが少ないもの
→ 高額なハイテク機能は壊れた時の修理が高い。必要性が薄い場合はコスパが悪い。
トイレ設備のオプションまとめ
トイレは、「最小限の機能」で基本的に十分に快適です。
過度な機能はコストが高くなりますし、壊れた時の負担も大きいです。掃除やメンテもしづらくなります。
たとえば、高機能の脱臭装置を付けるよりも、換気扇+窓のほうが効果的で壊れにくいというメリットもあります。
一方で、私のようにバリアフリーの観点など「目的」があってのオプション採用はアリだと思います。
ショールーム比較で変わる「選ぶ基準」
ショールームは、カタログではわからない“使い勝手”を確かめる唯一の場所です。見に行った人だけが得する情報が本当に多いので、最低でも1回は訪れてほしい場所です。
トイレ選びを「カタログだけ見て決める」のは、実はかなり危険。理由はシンプルで、トイレは実物を見てみないと細部がよくわからない設備だから。
同じ“フチなし構造”でもメーカーごとに掃除のしやすさが違いますし、同じ“手すり”でも握りやすさが違ったりします。これは実物を見ないと絶対に気づけません。
だからこそ、「ショールームで比較すること=後悔しないトイレ選びの必須プロセス」とお伝えしたいです。
見て・触れて・座って気づく重要ポイント
ショールームに行くと、ネットやカタログでは分からなかった“リアルな差”に気づきます。特に以下のポイントは、実際に触れないと判断できません。
● 座り心地の違い
座面の形状・広さ・肌当たりは、メーカーごとに違います。
座って疲れにくい形は、人それぞれ。実際に座らないとわからないですよね。
● 便器の高さ・形状
高齢の家族がいる場合、この差は大きいと思います。
低すぎると立ち上がりが辛くなる、高すぎると足が浮いてしまうので注意が必要です。
● 手すりの握りやすさ
- 握り幅
- 素材感
- 力を入れやすい角度
これらは、カタログや画像では絶対に判断できないポイントです。
● 清掃性の構造
- フチの深さ
- 配管の隙間
- タンク周りの凹凸
- 壁付け便器の浮き具合
「掃除がラクかどうか」は、見たり触ってみないとわかりづらいものです。
● 収納の位置・取り出しやすさ
「座ったまま届く」「しゃがまなくても取り出せる」などは、実際に動いてみないと気づけません。
ショールーム比較のまとめ
ショールームで実際に見て触れると、「生活してからの後悔」を防ぎやすくなります。
毎日の動作(座る・立つ・取る・拭く)を事前に体感することで、必要な機能が明確になるからです。
たとえば、手すりの太さや角度は、触ってみて「使いやすい/使いにくい」の判断ができるものですよね。
ショールーム訪問で重要なのは、「自分では気づけない視点を与えてくれるか」という点です。
私がTOTOで、手すりにもなる棚一体化の2ロール台を提案してもらえたように、プロのアドバイスが最終決定の安心感にもつながります。
ショールームでは、ついでに気になっている設備もまとめて見ておくと、効率がいいのでおすすめです。
まとめ:トイレ設備選びは「安心と清潔」を基準
トイレ設備の選び方で後悔しないために大切なのは、「今の使いやすさ」ではなく「未来の安心と清潔」を基準にすることです。
1日5〜7回使う場所だからこそ、小さな不便は毎日のストレスになり、大きな後悔につながります。
でも逆にいえば、ここをしっかり選べば暮らしは何倍もラクになりますよ。
高齢の家族でも使いやすい=未来の安心
- 便器の高さ
- 手すりの位置
- 段差のない設計
これらは「今の快適さ」だけじゃなく、数年後の自分や家族の生活を守ることに繋がります。
私自身、バリアフリー対応のトイレにしたことで、高齢の母に喜ばれただけでなく、将来の自分への安心にもなりました。
掃除がラクになる=未来のゆとり
- フチなし形状
- 隙間の少ないデザイン
- シンプル構造で汚れが溜まりにくい設備
「掃除がしやすい」というのは、毎日の10分や週末の30分を守る選択と言えます。
掃除のストレスが減れば、その分自分の時間が増える。これは立派な「未来のゆとり」です。
信頼できるメーカーを選ぶ=未来の故障・ストレスを回避
ショールームで比較した結果わかったのは、メーカーの信頼性=10年先の安心感だということです。
- 長年の実績
- 点検・修理の体制
- 現場でのサポート品質
- 担当者の知識量と誠実さ
これらは、家を建てた後になって初めて「選んでよかった」と実感できます。
未来の自分のため、そして家族も安心して使えるために。トイレ設備は「長期投資の目線」で選ぶのが正解です。
家づくり全体で後悔を減らすには、「3つの視点」で設備を見るのがポイント。トイレ以外の設備選びもまとめた総合記事はこちらです ⇒ 『住宅設備選びで後悔しないための完全ガイド』
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