建築確認が遅れたその後|2025年法改正後の家づくりトラブル実録【上棟編】
どーも!こげ姐です。
「建築確認が下りたら、やっと普通に家づくりが進む」
正直、私はそう思っていました。
でも、現実は違いました。
6月着工予定だった我が家は、建築確認が下りずに10月中旬までストップ。
その後、ようやく確認済証が出てローンの金消契約も完了。
「やっとここまで来た…」と胸をなで下ろしたのも束の間、そこから先も想定外の出来事と不安の連続だったんです。
この記事では、2025年の家づくりで実際に起きた「確認後〜上棟まで」のリアルを、おひとりさま施主の姐さん目線で、包み隠さず書いていきます。
これから家を建てる方、「今これって普通なの?」と不安になっている方の答え合わせになれば嬉しいです。
本記事は、建築確認がなかなか下りず、着工もローン実行も止まった実体験の続編です。
そもそも「なぜここまで遅れたのか」「2025年の法改正で何が起きたのか」を知りたい方は、前編もあわせて読んでみてください。
建築確認が下りた「その後」に起きた現実
結論から言うと、建築確認が下りた=すぐ着工ではありません。
ここを誤解していると、精神的にかなりしんどくなります。
我が家の場合、
- 当初:5月下旬に確認済証が下りて6月着工予定
- 実際:10月中旬に確認済証が交付
- その後:金消契約 → 各種事前工事 → ようやく着工準備
という流れでした。
確認済証が下りるまで時間がかかった影響で、
- 工事スケジュールが後ろ倒しになる
- 関係業者の段取りを組み直す
- 「次は何をするのか」が見えない期間が続く
- 仮住まいの期間も延長(その分家賃コスト増)
という状態に。
私として一番つらかったのは、「何も進んでいないように見える時間」が長いことでした。
書類上は前に進んでいるのに、現場は静か。説明も少ない。
このギャップが、不安を増幅させるんですよね。
着工前に必要だった見落としがちな工事
土地の整備で必要だったこと
建物を建てる前には、家そのもの以外の工事がいくつもあります。
我が家で実際に行ったのは、
- 土地の雑草撤去
- 水道メーターの凍結・移動
- 既存枡(ます)の撤去・移動
建て替えを経験するまで、正直、こんなに下準備があるとは知りませんでした。
施主が知らないと戸惑うポイント
特に感じたのは、
- 1つ終わってから次
- 並行して進まない作業が多い
- 施主は「待ち」の時間が増えがち
ということ。
説明がないと、「今なにしてるの?」「本当に進んでる?」と疑心暗鬼になりやすいです。
ここで大事なのは、施主が“知らないことは普通”だと自覚すること。
知らないから不安になるんです。でも、「質問する権利」はちゃんとあります。
地盤改良工事で知った想定外のトラブル
仮設水道でも工事が止まることがある
いよいよ工事が始まったと思ったら、地盤改良工事で早速ストップがかかりました。
理由は、水。
仮設水道を設置して給水したものの、
- 水道が共有管だった
- 想定より水量が出ない
- 水圧が弱く、施工に時間がかかる
という問題が発覚。
結果、
- 途中までしか施工できない
- 近隣の方に水道を借りる判断
となりました。
近隣から水道を借りるという判断
結果的に、ご近所さんに許可を得て水道料金を支払って作業時の水を借用することになりました。
我が家の場合は、元々その土地に住んでいたためご近所さんも顔見知り。だから、水道の借用も何とかなりました。
でも、土地から新規で購入して家を建てる時に同じ状況になったら、一体どうなるのか…。
この時私が学んだのは、
- 仮設水道があっても万能ではない
- 土地条件で工事は簡単に止まる
- 現場判断が必要な場面は意外と多い
という現実です。
水道を借りることになったご近所には、後日手土産を持参し御礼を伝えました。
家を建てている間、そして建てた後のことも考え、施主としてご近所に対する配慮も必要だと感じています。
基礎工事と配筋検査は順調に進行
地盤改良を乗り越えたあとは、比較的スムーズでした。
11月中旬:地盤改良工事
11月下旬:配筋組立開始
12月上旬:配筋検査完了
このあたりは、
- 工事の進捗が目に見える
- 工程が分かりやすい
ということもあり、久しぶりに安心できた期間でした。
現場は仮住まいの家から徒歩数分のため、見に行こうと思えば行ける距離です。週末の午後に行くと作業も終わっていて邪魔にならないので、私は定期的に現場の確認を行いました。
上棟当日の現場で感じた空気感
大安日の上棟、現場の様子
12月下旬の大安日、上棟。
母と弟の3人で現場に向かうと、
- 職人さん
- 警備員さん
- 合わせて10名前後
がいらっしゃり、海外の職人さんもいて活気のある現場でした。
「施主です」と声をかけると、返ってきた言葉は、
おめでとうございます!
正直、ちょっとびっくり。「おめでとう」って言われるものなんですね。
想定外の返しに、若干ひるんだ私w でも同時に、嬉しかったです。
施主として持っていった手土産
上棟の当日、私が手土産として持参したのは、以下です。
- 和菓子(個包装・休憩時間につまめる大きさ)
- コーヒー(ブラック・ミルク入りの両方)
- お茶(ペットボトル)
「職人さんはブラックコーヒーがお好き」という情報をネットで仕入れたので、コーヒーを多めに用意し、ミルク入り微糖コーヒーとお茶も数本混ぜてお渡ししました。
休憩時もしくは作業後でも持ち帰って食べられる、ちょっとしたお菓子も一緒に。
すれ違う職人さんたちそれぞれから「ありがとうございます!いただきます!」と笑顔で言われたのが印象的でした。
現場の職人さんのご近所に対する配慮
正直、職人さんたちは強面の方が多く、作業中は(当たり前ですが)真剣な表情が一層恐そうに見えてしまい最初はオロオロしちゃいました。
でも、実際に話してみると、みなさん人当たりも良く礼儀正しくて。そのギャップが素敵でした。
ご近所さんからは、
いろんな業者さんが出入りしているので毎回作業する人も違うんでしょうけど、道を通る時には必ず『ご迷惑をおかけしております』と声掛けがあるよ。みなさん、ちゃんとしていて、良い方たちばかり。
と教えてくれました。
工事の作業者さんに職人さん。ご近所の方々に対する配慮とお心遣いの気持ちをもって工事を進めていただいていることに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
上棟日に現場監督がいなかった“違和感”
現場監督は常駐しないもの?
ただ、ここで大きな違和感が…。
事前に、
- 棟梁の名前
- 現場監督の名前
は聞いていたのに、上棟の当日はその場にどちらもいない。
職人さんに聞くと、
- 「今日は自分たちの作業だけです」
- 「現場監督は、いないです」
とのこと。
…え?現場監督って、現場を監督する人じゃないの?
母と弟、3人で「え?どういうこと??」と焦りました。
施主が感じた不安
当日、現場監督に確認したいことをメモに書いて用意していた私。
- 工期は?
- 次の工程は?
- 上棟後の流れは?
聞きたいことが、結局何も聞けない。
さらに工務店からは、「上棟後は1名で作業」と聞いて驚愕。
「え、1人?1人でできるものなの?作業の遅れはもちろんだけど、作業者さんに事故とか怪我とかあった時に大丈夫なの??」と沢山の疑問が。
これらを現場監督に聞きたかったのですが、そもそも監督不在。
正直、かなり不安になりました。
工程表が出ない工務店への不信感
上棟日での「現場監督不在」をきっかけに、それまで私が感じていたモヤモヤが一気に噴き出しました。
- 工程表が出てこない
- 毎回メールで小出し
- 全体像が見えない
待っていればそのうち家は建つのでしょうが、これで本当に良いのか。正しい進め方なのか。不安で仕方なかったです。
施主が声を上げた結果
「これはさすがに、いかん!」と感じた施主(=わたし)。その場で、思わず工務店に電話しました。
これが普通のやり方なんですか??
姐さん、キレました(笑)
すると、工務店からは「明後日までに工程表を出します」との返答。
言えば出るのか。
でも、ここまで言わなければ出なかったかもしれない。
これまでも、メールでは何度も聞いてきたんです。でも、毎回スケジュールが確定した作業だけ直前に小出しで伝えてくるんです。このやり取りが数か月続きました。
結局、電話した当日中に工務店から現段階での工程表が送られてきました。しかも、割と細かくどの作業がいつ開始になるのかが、日付で詳細にわかるような内容でした。
てっきり、作業が決まっていないからスケジュールを出してもらえないんだと思っていたんです。でも、違いました。
工務店からすると、スケジュールを出した後に実際の作業日がズレた場合、施主から何かを言われるのを避けたかったみたいなんです。
気持ちはわからなくもないですが、施主として先の見通しがわからない状況は納得いきません。
私の場合は、仮住まいの期間延長も検討しなければならない状態だったため、このタイミングで工務店へ喝を入れて良かったと感じています。
今回の出来事で学んだこと
いくつかの不満が積もり積もって、とうとう爆発した私。
みなさんが同じ道をたどらないように、私が学んだことをお伝えします。
施主は“お客さん”である前に、“当事者”
「忙しいだろうから、連絡があるまで待とう…」と遠慮してしまいがちですが、確認すべきことはちゃんとしましょう。
工務店に対して、私はただキレたわけではありません。「このままでは不安です」ということをはっきりと伝えました。
納得がいかなければ、その旨を伝えましょう。
2025年の家づくりを終えて思うこと
こうして、2025年の家づくりはこれにて終了。
- 上棟から約5か月後に完成予定
- その1か月後に引き渡し予定
と聞いてはいるものの、正直「本当にそうなるの?」という不安は残っています。
でも、ひとつ言えるのは、
- 不安を感じるのは普通
- 疑問を持つのは悪いことじゃない
- 声を上げたことで前に進んだ場面もあった
ということ。
家づくりは、黙って見てれば進むかもしれません。でも、これから自分たちが長く住むことになる家。高い費用も支払って買った家です。
安心して快適な暮らしを送るためには、「黙って見ているだけ」ではNGな局面もあります。
不安に思ったら、ちゃんと確認しましょう。
この実録が、同じように悩んでいる誰かの安心材料になりますように…!
私の家づくりの状況はこちら:
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