姐さん、ただいま家を建て替え中!
この記事は、『家づくりの状況|建て替えの流れと契約までの体験談』の続きです。前編では「工務店に決めたよ」というところまでお伝えしましたが、今回はその続き。
仮住まい探しから解体・地盤調査・詳細打ち合わせ・地鎮祭、そして現在の停滞中の状況までをまとめています。
家づくりはワクワクする一方で、「え、こんなに大変なの?!」という現実にも直面するんですよね…。これから建て替えや家づくりを考えている方に、私の実体験が少しでも参考になれば嬉しいです。
【2025年3月】仮住まいへ引っ越しと実家の解体準備
3月上旬に、実家から仮住まいへお引っ越し。これがもうね、本当に大変でした・・・。
短期契約の仮住まい探しは選択肢が少ない
まず最初の試練は「仮住まい探し」。普通の引っ越しなら家賃や立地、間取りを基準に選びますよね。
でも仮住まいは「1年以内には退去予定」が前提なので、大家さんに嫌がられるんです…。
- 長く借りてくれる人の方が、大家さん的には安心
- 「短期契約OK」の物件は、そもそも少ない
- 見つかっても、すぐに他の人に取られてしまう
私は1月から探し始めていましたが、工務店と契約を決めたのは2月。なので「仮住まいを借りるのが早すぎても無駄」「でも探さないと解体に進めない」という板挟み状態でした。
結果的には、2月中旬に実家から徒歩5分の駅前物件をなんとか確保!「短期でもOK」と言ってくれた大家さんに感謝しつつ、選択肢は実質ほぼゼロでしたね。
3月は引っ越し費用が高いシーズン
さて、ここでタイミングの悪さが炸裂するわけです。入居できるのが、3月上旬だったんですよね。
そう、3月は引っ越し業者の繁忙期&費用が高騰する魔の月…。
- 異動・進学・新生活で引っ越し需要がピーク!
- 月末になるほど料金が上がる!
- 予約が埋まりやすく、希望日に引っ越しできない!
私も例外ではなく、料金の高さに打ちのめされました…。複数の引っ越し業者に相談・見積もりを依頼して、なんとか「3月前半の平日」を狙って少しでもコストを抑えましたが、それでも通常より割高。
もしこれから建て替え予定の方がいたら、3月の引っ越しは極力避けるか、早めに業者を押さえるべし!と声を大にして言いたいです。
引っ越しはネットで頼むと安くなる!!引越し屋さん探しは、複数社に対して一括で見積り依頼・比較できるネットのサービスを利用すると効率的です。私も実際にネットで無料の一括見積を依頼して、引っ越し業者を選定しました。
引越し一括見積サービス
の『引越し侍』では、見積もり依頼をした複数の引越し業者から、最も提示額の安い業者を選べますよ。公式HPを参考にしてみてください ⇒ 『引越しっていくらかかるの?引越し屋』![]()
他には『ミツモア』でも引っ越し業者の一括見積ができるので、おすすめです!
長年の荷物との格闘
引っ越し準備そのものも、地獄です!実家は築40年以上、一度も引っ越したことがなかったので、荷物の多さといったら想像を超えていました。
- 開かずの間から山のように出てくる不要品…
- 当日になっても箱詰め作業が終わらず、業者と並行作業…
- トラックに積みきれず、何往復も自分たちで運ぶ羽目に…
ほんとにね、声を大にして言いますよ。日頃から不要品は少しずつ処分しておくこと!
そうじゃないと、引っ越し当日に地獄を見ます。
こうしてなんとか、3月中に仮住まいへの引っ越しを完了しました。いやぁ、ほんとに大変だった…。
【2025年4月】実家解体で見えた落とし穴
解体期間は想定より長引く
3月上旬に引っ越しが終わり、その翌週から実家の解体がスタート。当初は「2週間くらいで終わりますよ」と言われていましたが、結果的には1ヶ月かかりました。
理由はシンプルで、
- 天候の影響(雨続きで作業中止の日があった)
- 予想外の残置物の多さ
です。
残置物で追加費用が発生
解体業者さんから送られてきた写真を見てびっくり!なんと、天井裏や家の裏に、見覚えのないモノがゴロゴロ…。
これらは全部「残置物」として処分対象になり、追加費用がかかりました。
想定外の出費に正直がっくりきましたが、これも現実。「物を溜め込む=将来のコスト」になることを、身をもって体感した瞬間でした。
【2025年4月中旬】地盤調査で改良が必要に
解体が終わると、次は「地盤調査」。作業自体は1日で終了し、報告書は1週間後に届きました。結果は「地盤改良工事が必要」という判定。
正直、驚きはゼロでした。工務店さんいわく、「神奈川県は地盤が弱く、改良不要な土地は1割程度」とのこと。つまり、ほとんどの家が何かしらの地盤対策をしているわけです。
幸い、もともとの見積もりに地盤改良費用を組み込んでいたので、大きなダメージはなかったです。
これから家づくりをする方に、ぜひお伝えしたいこと。「地盤改良は最初から予算に入れておくべし!」です。
【2025年5月】内装・外装打ち合わせと地鎮祭
図面・壁紙・電気配線を決定
4月〜5月にかけては、工務店のインテリアコーディネーターさんと、内装・外装の打ち合わせをおこないました。
最初は図面の記号や数字の意味がわからず苦戦しましたが、慣れてくると楽しくなってきます。
- 壁紙や床材をサンプルから選ぶ
- 外壁の色をシミュレーション
- コンセントやスイッチの位置を検討
暮らしをイメージしながら決める作業は、楽しかったです!家づくりのモチベーションが一気に上がる時間でした。
地鎮祭をやって良かった
5月中旬には、地鎮祭を実施。今はやらない人も多いようですが、私は「やって良かった」と心から思っています。
- 家づくりに気持ちの区切りがついた
- 「これから建てるぞ!」と決心できた
- 家族で共有できる安心感があった
費用は数万円ですが、精神的な効果はプライスレスです!迷っている方には、やっておくことをおすすめします。
【2025年7月】家づくり、まさかの停滞中!
さて、ここからがリアルな話です。7月現在、なんとまだ建築確認申請が下りておらず、工事が始まっていないんです!!
- 仮住まいの契約は、2026年2月まで…
- 立ち退き期限が迫っているのに、工事は未開始…
- 「本当に間に合うのか?!」という不安が、現実味を帯びてきた…
正直、私自身も「こんなに待つの?!」と驚いています。理由については、『2025年法改正で起きた家づくりトラブル実録』の記事でまとめています。
まとめ:家づくりのリアルと学び
ここまでお伝えしたように、家づくりは計画通りにいかないことだらけです。
今回の体験から学んだことは、
- 仮住まいは早めに探す
- 引っ越しは繁忙期を避ける
- 残置物は事前に処分!追加費用を防ぐ
- 地盤改良は想定して予算に入れる
- 地鎮祭は精神的な安心感が大きい
の5つです。
不安も多いですが、家づくりはそれ以上にワクワクの気持ちも大きいですよね。これからも「家づくりのリアル」を発信していきますので、ぜひ応援しながら見守っていただけたら嬉しいです。
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